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我楽多彩都-がらくたさいと-

独言覚書
-ブツクサメモ-

 ■ネギを育てる!  2003年11月01日(土)
 いやいや、別にネギを栽培するという意味ではなくてですね。

 焼肉において、火の通り難い野菜類をじっくり焼くということを、「育てる」と勝手に言っているわけですが。

 これがナカナカ侮れません。特にネギとか、好みはあるでしょうが、私個人にとっては「じっくり焼いてしなしな」になったモノが高級品。タマネギやカボチャなども、火がじっくり通って、ちょっと焦げ目のついたものに甘めのタレをつけて、ちょっとはふはふ言いながら食べたいもんです。

 で、この焼肉での高級品、一番ダイスキで、譲れないのが、何を隠そう「しいたけ」でございます。

 以前職場の暑気ばらいで、焼肉屋を使ったことがありますが、そのとき、一生懸命肉の間に育てたシイタケを、ひょいとかっさらわれたことがありまして。その方の顔は今でも忘れません。

 まぁ職場の飲み会ですから、そんな、がっと立ち上がって胸倉つかんで「表出ろや〜!」とかそういうことはございませんが、そんなら最初から「育てなきゃよかった」とも思ったりするのですよ。まぁ、それなりの覚悟も必要と思いますが。

 プライベートならば、自分の土地を確保することから始めます。あとは、焼肉奉行野菜担当として、地位を確立してしまうとか。要は全員分の野菜番ですな。

 ■え〜〜〜〜め〜〜〜〜!  2003年11月03日(月)
 ナビスコなオレオ!

 ナビスコカップ決勝に行ってまいりました!当初行く予定ではなかったのですが、いや〜、すごいね。最初半分くらいしかのってなかったのにね。雨まで降っててね。もうこれはどうしろというのかって感じでした。

 13時過ぎに会場入りしたので、あたりまえのコトながら満員御礼状態。自由席なんか座るところは一つもないわけですよ。通路だって立ち見の兄さんばっかで、通るにもすいませんすいませんてなかんじでした。

 最初落ち着いたところの周りの御兄さんたち、ちょっと絡み酒入っちゃってて、やだなぁと思って移動したら、移動先のお兄ちゃんたちがとてもキサクでいい人でした。


 左の方は、スタンド最後部のフェンスに登るから、前にきていいですよ、といって自分の場所を渡してくれました。
 右はツッコミ系の兄さんで、スクリーンに映し出される鹿島の選手に向かってヒトコトずつツッコミ、控えの選手にまで「この辺まで来ると、正直解らない!」とつっこんでいました。

 しかも、開始直前の応援合戦(?)でなかなか鹿島側に動きがなくて「段取り悪いぞ!」とか、やっと巨大フラグが客席を覆って動き出すと「動き悪い」(実際、右端が変な動きをしている)みたいな。

 試合自体もすごかったですね。

 開始5分くらいかな、最初のジャブはゴールにボールが入ったものの、オフサイドで。でも、今日の姿勢が「やる気満々」って感じですごかった。

 試合中は、結構アタックが厳しくて、選手が結構転んだりおされたり。笛もならない状態に、観客席からブーイングの嵐。

 そして開始20分くらい。雨が一段落して、タオルを肩にかけなおしたとき。山瀬選手ゴール!湧き上がるサポーター。幸先のよい得点に、優勝の2文字が大きく映える。

 んが!前半も終盤に差し掛かったところでエメルソン・坪井が頭部を強打!二人とも脳震畊気味で、担架2機でそれぞれ運ばれてしまう。攻めの重鎮、守りの要、この二人を欠いて、誰が交代に入るのか!?

 …誰もはいらねぇ〜〜〜〜〜〜!?

 嘘、前半このまま9人で過ごせと!?やりすごせと〜〜?いくらなんでも無茶ですよおふとカントク。

 はらはらドキドキ見守る中、レッズゴール前にボールが溜まるピンチを凌ぎつつ、エメルソン復活。頭にガムテープ、モトイ、サポーターを巻いた痛々しい姿ですが、概ね問題ないようで、ナントカ10人で前半の1点を死守。

 後半開始時には坪井も復活して、ほっと一安心でした。

 後半も、ボールのカット率、キープ率が非常に高く、エメルソン、田中がそれぞれゴール。もう、盛り上がる盛り上がる。不思議とゴールの直前に雨が一時的に止む浦和レッズ。まぁ、チャンスが一段落すると、またポトポト降ってくるんで、鬱陶しいことこの上なかったですが。

 さらにエメルソンの4点目のゴールを加え、そのまま試合終了。浦和レッズのナビスコ杯優勝の瞬間。競技場が真っ赤に燃えておりました。

 最後、カップを持ってサポーター回りをするエメルソンを称えて、隣のお兄さんたちと両手を上げ下げ「え〜〜〜〜め〜〜〜〜〜〜。え〜〜〜〜〜め〜〜〜〜〜」と新興の「エメ教」を興しておりましたが、いやぁ、楽しい試合でした。

←この辺はもう何がなんだか(笑)。

 ■クエンティン!  2003年11月08日(土)
 タランティーノ監督「キル・ビル」を見てきました。

 とにもかくにもスゲェ映画。なんか、なんつーかね、仁義無きドラゴン-僕の脳みそVSオイラのはらわた-みたいな感じ?

 前後編ということで、第一の山場で終了。始まった直後に、ありえない古い中華映画会社のロゴが出たり、「映画の巨匠に捧ぐ-深作欣二監督へ-」とテロップが出たり、ただ事ではない。

 本当にただ事ではない。

 前半部分はストーリーが断片的で、現在と過去を行ったり来たりするのですが、んなこたぁどうでもいい!問題は後半。主人公"ザ・ブライド"が、日本に来日してからの展開はもう、良くも悪くもヒドイ!

 腕が飛び足が飛び首が飛び内臓や血液が溢れ出し止まらない。スプラッターとか、仁義系の「ぐさぐさ」「ずばずば」「ドロドロ」が嫌いな人は見るのを控えましょう。バーサスはゾンビ相手で、吹っ飛んだ肉体とかも渇き気味だったけど、こっちはもう少しウェットだ。実際ちょっと気持ち悪くなった。

 でも、タランティーノ監督が「彼女たちのための映画だ」というだけあって、主演ラインにあがる女性たちはみんなスゴイ。特に今回の日本での死闘は、女しか見えない。

 日本語で普通にしゃべるシーンが多いので、時折外国映画だということを忘れてしまう。でも、ところどころ突っ込みたくなる「違和感」があって、それは監督本人が「いいんだよ!映画なんだから!」といってるだけに「重箱の隅をつつくような真似をするところじゃなくて、愛すべき部分」のようです。

 でも良くここまでやったなぁ、と思う。微妙な日本の描写に乾杯。

 さて、今回の映画にも、お気に入りのキャラクターができました。絵に起こせればまたイラストコーナーに追加しますが、どんなキャラクターかといいますと、一人は女子高生。もう一人は超端役の私設SP(?)。

 女子高生のほうは主人公に敵対する女ボスの秘蔵っ子。凶暴で、殺しを楽しむ、感情の無い女の子。実は、映画バトルロワイアル(2の方か?)に出てたこで、監督が映画を見て気に入ったとか。

 すごい、イイキャラに仕上がってて良かった。あと、ユエン・ウーピンの導演による、「プチドニー」もすごかった。「お、女ラン提督!」とか叫びそうになった。腰の入った鎖の振り回しとか、武蔵のバイケンを彷彿とさせているぞ。名前もスゴイ。「ゴーゴー夕張」。一説には、「夕張映画賞(?)」からきているとか。狙っているのか、夕張映画賞。

 また、彼女のシーンで、映画バトルロワイアルとほとんど同じ場面が出てくるらしいですが、これは監督いわく「おあいこ」だそうです。

 生前、深作監督親子と「バトルロワイアル」を見ているときに「女子高生3人が3すくみになって、一気に全員死んじゃうシーンが面白いね」って言ったら「ああ、それは君の『レザボア・ドッグス』のシーンから拝借したのさ」って言ったんだ、とのこと。だから、今回のキル・ビルで、バトルロワイアルの出演者を使うのだから、同じシーンを、と。仲良かったんですね。

 もう一人のほうは、夕張より下っ端のSP軍団の一人で、唯一女性。夕張や他の女性陣と雰囲気を違えるために、同僚の男たちと同じような「ちょっとガラの悪い」雰囲気を出しています。動作とかもちょっぴり男っぽい。でも、ジョージアのCMなんかより、全然イタについてかっこいいです。そしてグッサリ斬られて、血をドロドロ吐いてました。女性だがそこまでやるという精神がすごい。

 中国映画、日本映画、他にもたくさん影響を受けているんだろうけど、多分1/10もわからなかったんじゃないかな。でも、ちょっとでもその要素やルーツがわかると面白いです。

 お勧め度はどうかといわれると困りますが、タランティーノ監督の映画が好きな人は見たほうがいい(アタリマエか?)あと、深作監督作品や、日本・香港の映画をたくさん知ってる人、世界各国のド・マイナーな映画をたくさん知ってて、かつ、血みどろオッケーな人はどうぞ。

 1300円ならイイと思える値段です(前売り価格)。

 ■ついにゲット…  2003年11月11日(火)
 本日11月11日は、何を隠そう「電池の日」であります。

 社団法人電池工業会(旧日本乾電池工業会)というところが制定したようです。面白い日があったもんです。毎年11月11日を迎えるたんびに、誰かしらにこの話をしておりますが、なんだか今日はドタバタしてたし、去年もしたようなきもするので、日記のねたに。

 え、ナゼ電池の日かって?

 漢字で書いてみてください。11月11日。ウフ。

 さて、表題にありますゲットしたものとは…。何を隠そう、三つ揃えのスーツでございます。ベストつきのスーツ。憧れの。あれをですね。ついにゲットしたのですよ。

 サティーの紳士服売り場をうろついておりましたら、好みのものを発見し、「Y4」のサイズを試着してみたところ、ちょっと所々太目ですが、概ねぴったり。特に袖や裾の丈は全然さわる必要がないんですね。売り場のおじさまに散々御世話になり、専門のおばさまにお金にならないのに採寸してもらったり、ホント助かりました。

 しかも、買ったのがタイガース応援感謝セール期間で、18000円原価のものが20%オフ。いいのですか!?ありがとう星野監督!

 そんなわけで、ズボン丈、胴回り、ワキ2箇所の、計4箇所を直してもらって1万8千円ですよ?それの仕上げが終わって、ついに手元にきたのですよ。

 あぁ、自分サイズの三つ揃え…。

 問題は、いつおろそうかということですが。三女傑の集いとか着ていこうかなぁ。

 ■真夜中の電話  2003年11月20日(木)
 真夜中にかかってくる電話って結構おっかないですよね。こんな時間に、だれだ!ってのもあるし、こんな時間にかけてくるなんて、よっぽどの悪い知らせかとか思いますし。

 最近では、自宅の電話よりも携帯電話が夜中になることが多くて、正直怖い思いをします。以前も、10時過ぎに電話がなるので出てみたら「まだぁ?(男性声)」何がまだなのか。携帯電話も普及しすぎて、番号がひとつ違っても、誰かにかかっちゃうご時世です。

 さて、今夜も電話がピロピロと。番号はまったく知らない人。時間は23時過ぎ。こっちも寝る気満々でいたので、ちょっとむっとして

「はい?(ドス効き気味)」

 電話の向こうは、同い年か大学生くらいの青年風で「…今ドコにいんの?」と。どうしようかなぁと思いましたが、ナメられても困るので(?)そのままの声音で

「誰にかけてんスか?」

 すると青年、声に臆したのか「間違えました」といって切る。

 しかし、1分後、ピロピロ…。正直ドス効いた声を出すのもしんどいので、「OFF」ボタンを押して保留にする。切れる。1分後再び鳴る。保留。切れる。3回目。さすがにこのまま夜明けを迎えそうな勢いなので、ドスの効いた声を出して電話に出てみました。

私「なんなんスか、さっきから」
男「あなた誰なんですか?」

 予想外の返答に一瞬詰まるも、腹をすえて間違い電話だと伝えようと思い

私「お前こそ誰だよ。誰にかけてんだ?」

 異様にドスの効いた声が出てしまったらしく、相手かなりビビる。ビビりつつも返答。

男「僕は彼女にかけてるんです。あなたこそ誰なんですか」

 誰だかわからない「彼女」に電話かけるな!!!いい加減間違いに気づいてくれ!

 もしくは「彼女」、意図してか知らないが、アタシの番号を教えないでくれ!

 もう、いい加減眠かったので、電話を無理やり切って電源オフにしてしまいました。

 翌朝、目覚ましが鳴らずに遅刻しかけたとかしなかったとか。

 ■人体模型に人工呼吸  2003年11月24日(月)
 いよいよ教習も大詰めで、今回は応急救護、なんてのをやってきました。事故に遭遇したり、目撃したとき、生きているヒトをなるべく良い状態で救急車に乗せるために行うそうです。

 まず、いつもと教室が違うため、原簿だけもって4回へあがります。一応看板が出ていて「応急救護はこちら」とかいてある扉へ。開けるとカバーをかけられた死体が5つ。脚まであると流石にブキミです。脚がなくてもブキミだそうですが。

 とりあえず、前半は講義、というか、ビデオ。応急救護の重要さややりかたなど。で、休憩をはさんで、実技に移る訳ですが、コレがナカナカ巧くいかない。去年あたりから、感染症対策のために、Qマスクなるものを使って、交互に練習を行います。Qマスクってのは、ビニールのペラペラなシートの真中に、差込口がついているもので、もし救護されるヒトが何らかの感染症にかかっていても結構安全に応急救護ができる、というシロモノ。

 それを一枚はさんで、練習人形の「ジャミー2」に息を吹き込みます。ピピピピって音がすれば、ちゃんと息が吹き込めてるってことなんですが、私の前にやった子は音が鳴らない。故障かと思いましたら、どうも吹き込みが足りないようで。

 次に、心臓マッサージの練習。実技に入る前に、教官から「心臓の位置はどこか?」とたずねられ、指名を受けてしまったので、胸骨のつなぎ目の何故か「右側」を指さしてしまう。しかし教官、大体あっていたので気にしないうえ「お、わかっていますね、何かやってたんですか?」とおっしゃる。

 思わず「あ、趣味で」と応えてしまう私。い、いかん。教官食いつく食いつく。

「趣味!?履歴書に趣味、心臓とか書いちゃうんですか?」

 私が悪かったよ。そんなに食いつかんでも(笑)。

 心臓マッサージは、体重をかければよいため、比較的ラクに成功しましたが、応急救護はまだまだこれからです。次は止血法。

 動脈が傷つくなどして、腕や脚から出血が止まらないときに、まれに止血帯なんてモノを使うそうですが、これが使えるのは上腕・わきの下、大腿の動脈のみ、ということで、皆さん自分の動脈を確認させられます。

教「みなさん、動脈は見つかりましたか?」
私「あ、はぁ。」
A「わかります」
教「Bさんはどうですか?」
B「ないっぽいです…
教「心臓マッサージの必要がありますね。Cさんは?
C「ある…っぽいです」
教「!おいおい、大丈夫かい?じゃぁ、Dさん」
D「あ…ったと思います
教「過去形かい!

 そんなやり取りを交えつつ。

 で、まぁ、この止血帯が使えるのは、さっきも書いたように二の腕やわきの下の動脈、大腿の動脈だけなんですね。顔を怪我して、血がドバドバ出ているときは、どうすればよいか?

 正解は直接ガーゼなどで傷口をおさえ、止血する、なんですが、その際、一人だけ「動脈を抑える」と言った方がいまして、私不覚にも噴き出してしまいました。

 だって、顔が出血したときに抑える動脈っていったら…。

 頚動脈しかないじゃないですか。

 …まぁ、そのあと、教官が実演してましたけどね。キュッってね。

 ■暖めますか?  2003年11月26日(水)
 いや、コンビニ弁当のことではありません。

 これはですね、スター○ックスコーヒーで、最近「スコーン」を購入すると聴かれるフレーズなんですよ。たまたまその日は店内でコーヒーを飲もうと思ったので、試しに「あっためてください」とお願いすると、ほかほかのスコーンが。

 いつも食べるスコーンは、ボソボソボリボリって感じなんですが、なんとちょっとレンジで暖めるだけでふかふかのほかほか。

 ちょっとの手間を惜しまないだけで、こんなに美味しいものが食べられるというのが意外というか盲点というか。メカラウロコって感じでした。

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